嬉しい話
土曜の夜、姉のカフェの手伝いに久し振りに行きました。スタッフさんのシフトに穴が開いた時に姉から「お手伝いできる？」とメールが来ます。姉はこちらの歌のスケジュールを把握している、お休みなのは知られている・・・、余程のことが無い限り、断れない(冷や汗）私も出来る限りは姉の手助けをしたい気持ちは大いにあるのですが、それでも元来働きものではない私は家でゴロゴロしたいなぁとも(大汗）
カフェの開店前にはコーヒーの入れ方やエスプレッソマシーンの使い方を習いに行ったのですが、手伝いはたまのこと、今はすっかり色々なこと忘れてしまいました。
とにかくレジ打ちなども含めて責任のあることは避けて、私はひたすらお皿洗い・・・。こう見えてお皿洗いは結構好きなのです。単純作業が私には向いているのかも
どんなお仕事も習うより慣れろ！経験を積まないとね。（これではあまりお店の役に立たないのだけれど、居ないよりはマシかな）
そんな事を思っている時に姉が「今日、とっても嬉しいことがあったのよ〜〜〜
」と話しかけてきました。何でも週に2回はパスタやドルチェを食べに来て下さっていたお客様が遠くに引っ越されて、寂しく残念な思いをしていたところ、そのお客様が数か月ぶりにご来店されたとのこと。
それもお店の近くにいらしたついでにお立ち寄りになられたのではなくて、わざわざお店の味が懐かしくて電車やバスを乗り継いで来て下さったそうなのです。嬉しいですね〜〜。有難い話です
開店して一年半、常連のお客様やリピーターの方々が増えているのは喜ばしいことですし、カフェを通して人と人との繋がりが出来てきたのも幸せなことです。姉もお料理一皿一皿、コーヒーの一杯一杯を手を抜かないで心込めてお出しする事の大切さを感じているようです。
それは全く歌い手も同じことです。
お客様は歌を聞く為にわざわざ貴重な時間を割いて来て下さり、決して安くはない料金を払って下さるのですから。
本当に本当に有難いことです
そんな有難いお客様に対して私に出来ることは一曲一曲心を込めて唄うこと、それしか感謝の気持ちを表せません。
私にも歌で人と人とを繋ぐことが出来るようになりますように・・
（2011年3月1日）
atsuko_sugihara │Comments(0)│Monologue2011
