お引越しPart2
緑の青葉がまぶしい季節、大型連休の後半はお天気にも恵まれ絶好の行楽日和でしたね。
さて、私はと言えば・・・3月のモノローグにも実家の片付けのことを書きましたが、この大型連休はしっかりとその片付けに費やされました
3日早朝に新幹線に乗り込み、在来線の特急に飛び乗り（最短で乗り換えられました！）、実家の駅に着いたのは11時半過ぎ。タクシーで家の前に着くと何故か家の前は大賑わい・・・
一足早く東京の姉と合流して前夜から手伝いに来てくれていた関西在住の従妹とその娘のＡちゃんが、二階から荷物をせっせと運んでいます。
家屋の周りはぐるっと車が停められるスペースと大きな軒があるのですが、そこに不要になったあらゆるものを並べているのです。
そして大きく「ご自由にお持ちください
」の張り紙。
実家は地元ではそれなりに名前が知られた店だったので、ご近所の方々、自転車やバイク、車で通り掛かった人達までが立ち止まっては品物を探しては持って行ってくれます。
私達にとっては要らない物でも、必要な人も中にはいます。ただゴミとして捨ててしまうよりは誰かに貰われた方がずっと良い
フリーマーケットならお金を取りますが、何しろタダなのですから、こちらも気を遣いません。新品のまま箱に入った物には「本当にタダでいいんですか？」と言ってくれる人もいますが、どうぞ、どうぞ！です。
かなり汚いものや古い物、こんな物？と思うものまで持って行ってくれます。殆どお祭りの夜店のノリ、勢いで持って行く人もいるのです。きっと家に帰って、「やっぱりこれ要らな〜い」と思っているかも知れませんね
大きな食器棚、応接セット、テーブル、洋服タンスは事前に貰い手が決まっています。後は、美術が好きだった亡父が飾り（？）で購入した世界の美術館全集や日本の国宝全集と、それらが入っていた大きな書棚が二つ
これはどう考えても廃棄処分にするにはもったいない・・・だからと言って東京に持って来てもとても置く場所がない・・・。
かなり大きな家で、本が沢山ある人でないと、おまけに大きいからとても運べないし、トラックもない・・・
噂を聞きつけた古物商も骨董品や古い着物を求めて次々やってきますが、その美術書と本棚はいらない
家具の買取業者に電話しても3年以内の物や小型のものしか引き取らないと
休憩時に皆で段取りなど片付けの作戦会議をしていると、フリーマーケット（？）を提案した従妹がまたまたひらめきました
近くのお寺の奥様が子供が絵を描いていて、外のフリーマーケットの中から父や私が使っていた油絵の道具を持って行かれた事を・・・と言うことは、
お寺・・・広い、油絵の道具・・・美術に興味がある
早速、そのお寺に電話すると奥様は凄く恐縮しながらも貰って下さるとの事。良かった〜
しか〜〜し、どうやって二階からあの大きな書棚を運ぶか
私達は女ばかりだしなぁ・・・無理か。
諦めかけた時、従妹が「お姉ちゃん、私達で運ぼう！」と頼もしい一言。
そう、女性だけでも捨てたものではありませんねぇ。
従妹の娘Ａちゃん（大学3年生）は素早く脚立に上り転倒防止の金具をドラーバーではずし、へなちょこ男子よりもずっとたくましく大きな書棚を持ち上げ、従妹と二人で階段を下ろし、近くのお寺まで持って行ったのです
私達って凄〜い！主に仕事をしたのは私よりも少し若くてずっと背が高い従妹とＡちゃんですが
後は納戸の古い一間箪笥がニ棹、整理箪笥・・・古い方の食器棚、母の嫁入り道具の桐の洋服箪笥、布団箪笥そして数えきらない枚数の座布団や敷布団も・・・まだまだ色々あるなぁ。でも後はもう廃棄。
今回の帰省は時間切れ、次回の帰省の時に最終の片付けと母の引越し荷物の積込み。
総て人任せ、片づけを殆どしなくて済ましてきた、またそれが許された家事が嫌い（出来ない）母が何十年も溜め込んだ膨大な物たち、先が見えず絶望的に思えた片付けも先が見えてきました。
色々な物たち、お役目は終わりました、長い間ご苦労様、有難う。
そして、細々とした片づけを黙々として手伝って下さったＳさん、お疲れ様、有難うございました。彼女はお店をやっていた時に働いてくれていた人で、その後も近くに親戚もいない高齢の母を何かと気にかけてくれていたのです。本当に長い間お世話になりました
母は和歌山からお嫁に来てからの人生の殆どを過ごした御坊、地元の方々にお世話になり可愛がって頂き本当に幸せな人です。
母はもう東京都民になりました、きっともう母が引越しをすることは無いでしょう。これからは姉と私で母の最晩年を支えていくことになります。私達もそれなりに覚悟をしなければいけません。
でも親子って幾つになってもお互いに我が儘が出るのよねぇ・・・他人じゃないから、甘えが出ちゃうのよね。
ハイ、姉も私も気をつけます
あぁ
お母さんに「親しき仲にも礼儀あり」って言って置かなきゃ。ムム・・・それを言うとまた喧嘩かな
写真は働く姿の私！ちゃんと働いた（）証拠に撮りました。
さて、私はと言えば・・・3月のモノローグにも実家の片付けのことを書きましたが、この大型連休はしっかりとその片付けに費やされました
3日早朝に新幹線に乗り込み、在来線の特急に飛び乗り（最短で乗り換えられました！）、実家の駅に着いたのは11時半過ぎ。タクシーで家の前に着くと何故か家の前は大賑わい・・・
一足早く東京の姉と合流して前夜から手伝いに来てくれていた関西在住の従妹とその娘のＡちゃんが、二階から荷物をせっせと運んでいます。
家屋の周りはぐるっと車が停められるスペースと大きな軒があるのですが、そこに不要になったあらゆるものを並べているのです。
そして大きく「ご自由にお持ちください
」の張り紙。 実家は地元ではそれなりに名前が知られた店だったので、ご近所の方々、自転車やバイク、車で通り掛かった人達までが立ち止まっては品物を探しては持って行ってくれます。
私達にとっては要らない物でも、必要な人も中にはいます。ただゴミとして捨ててしまうよりは誰かに貰われた方がずっと良い
フリーマーケットならお金を取りますが、何しろタダなのですから、こちらも気を遣いません。新品のまま箱に入った物には「本当にタダでいいんですか？」と言ってくれる人もいますが、どうぞ、どうぞ！です。
かなり汚いものや古い物、こんな物？と思うものまで持って行ってくれます。殆どお祭りの夜店のノリ、勢いで持って行く人もいるのです。きっと家に帰って、「やっぱりこれ要らな〜い」と思っているかも知れませんね
大きな食器棚、応接セット、テーブル、洋服タンスは事前に貰い手が決まっています。後は、美術が好きだった亡父が飾り（？）で購入した世界の美術館全集や日本の国宝全集と、それらが入っていた大きな書棚が二つ
これはどう考えても廃棄処分にするにはもったいない・・・だからと言って東京に持って来てもとても置く場所がない・・・。
かなり大きな家で、本が沢山ある人でないと、おまけに大きいからとても運べないし、トラックもない・・・
噂を聞きつけた古物商も骨董品や古い着物を求めて次々やってきますが、その美術書と本棚はいらない
家具の買取業者に電話しても3年以内の物や小型のものしか引き取らないと 休憩時に皆で段取りなど片付けの作戦会議をしていると、フリーマーケット（？）を提案した従妹がまたまたひらめきました
近くのお寺の奥様が子供が絵を描いていて、外のフリーマーケットの中から父や私が使っていた油絵の道具を持って行かれた事を・・・と言うことは、
お寺・・・広い、油絵の道具・・・美術に興味がある
早速、そのお寺に電話すると奥様は凄く恐縮しながらも貰って下さるとの事。良かった〜
しか〜〜し、どうやって二階からあの大きな書棚を運ぶか
私達は女ばかりだしなぁ・・・無理か。
諦めかけた時、従妹が「お姉ちゃん、私達で運ぼう！」と頼もしい一言。
そう、女性だけでも捨てたものではありませんねぇ。
従妹の娘Ａちゃん（大学3年生）は素早く脚立に上り転倒防止の金具をドラーバーではずし、へなちょこ男子よりもずっとたくましく大きな書棚を持ち上げ、従妹と二人で階段を下ろし、近くのお寺まで持って行ったのです
私達って凄〜い！主に仕事をしたのは私よりも少し若くてずっと背が高い従妹とＡちゃんですが
後は納戸の古い一間箪笥がニ棹、整理箪笥・・・古い方の食器棚、母の嫁入り道具の桐の洋服箪笥、布団箪笥そして数えきらない枚数の座布団や敷布団も・・・まだまだ色々あるなぁ。でも後はもう廃棄。
今回の帰省は時間切れ、次回の帰省の時に最終の片付けと母の引越し荷物の積込み。
総て人任せ、片づけを殆どしなくて済ましてきた、またそれが許された家事が嫌い（出来ない）母が何十年も溜め込んだ膨大な物たち、先が見えず絶望的に思えた片付けも先が見えてきました。
色々な物たち、お役目は終わりました、長い間ご苦労様、有難う。
そして、細々とした片づけを黙々として手伝って下さったＳさん、お疲れ様、有難うございました。彼女はお店をやっていた時に働いてくれていた人で、その後も近くに親戚もいない高齢の母を何かと気にかけてくれていたのです。本当に長い間お世話になりました
母は和歌山からお嫁に来てからの人生の殆どを過ごした御坊、地元の方々にお世話になり可愛がって頂き本当に幸せな人です。
母はもう東京都民になりました、きっともう母が引越しをすることは無いでしょう。これからは姉と私で母の最晩年を支えていくことになります。私達もそれなりに覚悟をしなければいけません。
でも親子って幾つになってもお互いに我が儘が出るのよねぇ・・・他人じゃないから、甘えが出ちゃうのよね。
ハイ、姉も私も気をつけます
あぁ
お母さんに「親しき仲にも礼儀あり」って言って置かなきゃ。ムム・・・それを言うとまた喧嘩かな 写真は働く姿の私！ちゃんと働いた（）証拠に撮りました。（2012年5月6日）
atsuko_sugihara │Comments(0)│Monologue2012
