あゝ、無情

遅ればせながら映画『レ・ミゼラブル』を見ました
昨年末に公開されて、友人知人も大変感動していたようなので、凄く期待していました。正直に言って音楽は好きなのですが、ちょっとミュージカルは苦手な私だったのですが、今回はやられました
舞台で『レ・ミゼ・・・』は3回も見ています(苦手の割には良く見ている)が、やはり映画は迫力があります。クローズアップがあるので、細かい演技もよく分かります。そして、何よりミュージカルにありがちな”歌”の不自然さを感じられませんでた。ミュージカルが苦手だと言ったのは、突然歌いだしたり、台詞にメロディを何でもかんでもつけているので無理があるところ。演じる役者(歌手と言ったらいいのかな)が、歌は綺麗に上手に歌うけれど、演技が下手なところです。
けれど今回は、その私の抱いているマイナスの要素も気にならないくらいに自然だったのです。自然と言ってももちろん過酷な労働をしながら大きな声で歌ったり、死にかけているのに歌ったり・・・と、突っ込み処はたくさんありますが、でも、それさえも演出や役者の演技で不自然に見せなかったのです。映画のミュージカルの場合は歌は別録りのことが多いそうなのですが、今回は芝居をしながらの同時録音だとか。
そのお陰で、声が多少かすれたりしていても演技の延長なので、それがとても自然で、反対に気持ちが伝わるのです。とにかく、俳優さんたちの演技(歌唱)、表現力がやはり日本のレベルとは違うのだと思い知らされました。
それにしても200年弱前のフランスでも庶民は非常に貧しく、汚かったのですね・・・、その辺も映像がリアル(?)なので、時代背景が伝わります。
子供の頃に子供用の本で「あゝ、無情」を読みましたが、「盗みをしてはいけない」「正直に生きる」等々の教訓的なことしか無かったような気がします。私が覚えていないのかも知れませんが・・・。難しい時代や社会背景は省略されていたのでしょうね。さすがに今回はフランス革命後の庶民の生活、考え方も含めて改めてよく分かりました。
そして、久し振りに映画館で”大泣き”しました。
ところで、私は1月の仕事が暇なので、のんびりと訳詞でもしようと思いきや・・・姉のお店(イタリアン・カフェ)のスタッフさんのお父様が亡くなり、今月末までそのスタッフさんがお休みになりました。そこで急遽、シフトの穴埋めの為に、お店の手伝いに借りだされています
こんな時は従順な(?)妹は便利です。
子供の頃から姉には頭が上がらなかったからなぁ・・・
上手いこと私が暇だったものです。良いような悪いような・・・。
人生なんて思うようにはいかないものです、あゝ、無情・・・・。
それでも、お店に通うバスの中で訳詞を完成させましたよ
家で時間がある時よりも集中できて良いかもね
(2013年1月17日)


atsuko_sugihara │Comments(0)│Monologue2013 

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