ようやく今年のテーマ決まりました

2月ももう終わり、個人的にはとっても忙しかったのだけれど、終わってしまえば何もなかったかのような気がしてきます。
とは言っても私にとっての2月は”声”に振り回されたの一言。全く自慢できる話ではありませんが、気管支系統が弱く、風邪をひき易い私は「喉の痛み」には敏感。風邪になっても喉のひどい痛みが続くことが多いのですが、今回は喉の痛みはほんの少しだけですぐに治りました。(事実、お医者さんは喉も赤くないと言いましたが、”喉”重視の私は喉の痛み止めも処方して貰って飲んでいました)
ところがそこからがイケませんでした。痛みがないのに、声がピタッと出なくなったのです。咳もいつもの風邪とは違う感じでした・・・。お医者さん曰く、喉の奥の方が腫れているので声帯に影響しているのでしょう、奥の方だから痛みは感じないのかも・・・とのこと。熱が出るのも困りますが、声が出ないのは一番致命傷。声の出ない歌手は使いものにはなりません・・・悔しくて情けないけれど、お仕事を一日休ませてもらいました。
毎朝、目が覚めると、ゆっくりと小さい声で「あ〜」とこわごわ出してみます。「あ〜」にもならない・・・割れたような息の音だけ。「あ〜ダメだ」午後からまた「あ〜」、夕方に「あ〜」・・・。治ってはいないけれど、悪い方には向かっていない。耳鼻咽喉科に行こうとも思いましたが、風邪がちゃんと治ってからでないと本当に声帯の問題かわからないからと様子見をすることにし、とにかく喋らず、喉に良いとされるものを飲み、喉を乾かさないように吸入器でスチームをあてることを繰り返しました。
そんなこんなで迎えた26日金曜日の朝。古くから応援してくださっているお客様から「シャバの空気を吸いにいきます」とメールが入りました。お客様は抗ガン治療の合間に退院したので歌を聞きに来てくださるとのこと。その方はまた3月初めから次の治療の為に入院するのだとか・・・。絶対に休めない 声がつぶれたって唄わなきゃ おこがましいけれど、私の歌が免疫力を上げる助けにほんの少しでもなってくれれば、恩返しができる。
もちろんこの日は、このお客様の為だけのものではありません。ステージが始まれば誰かの為だとか、何のために歌うとかすべて関係なくなって、私はただただ歌に、音楽に向き合うだけです。風邪も言いわけにはなりません、声の調子が良くないからという理由から選曲を逃げたくもありませんでした。”攻め”ました。人間、後ろ向きにならなければ思いもよらない力が出ます。歌うときの声は基本に戻って発声のレッスンの時に注意されたことに気を付けて、とにかく丁寧に。MCの時にはガラガラ(スカスカ声かな)でも、歌うときには無理かと思った高さも出ました。
今年から第四金曜日にご一緒することになったギター・井上善彬さんとピアノ・熱田公紀さんと本番前にリハーサルをしたことで、新しいチャレンジもできました。違ったアレンジ、アイデアがどんどん出てきます。きっと初めて歌を聞いてくださった方も、ずっと聞いていてくださる方にも楽しんでいただけたかと思います。何事も受け身になってはいけない、攻めの姿勢はステージにも大切なのだと気づかされました。
お正月休みからずっと考えていた今年のテーマ、目標がなかなか見つからなかったのですが・・・今年は”攻め”に決定 曲目はciaociaoさんのブログhttp://blog.livedoor.jp/ciaociao_a/からどうぞ 写真は終演後、出演のMIKAKOさん、ギター・井上さん、ピアノ・熱田さんと。
<2016年2月29日>

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atsuko_sugihara │Comments(0)│Monologue2016 

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