Monologue2009
もうすぐお正月
クリスマスが終われば、一気に新年の準備ですね。
大掃除、おせち料理作り・・・・わぁ〜大変！
掃除はいつもやってるから特別にしなくてもいいか・・・、1日からスーパーが開いているからお料理も作り置きしなくて済むし・・・なんてね。
でも、一年の締めくくり。
一年の埃を払い、家も部屋もきれいに浄めて清々しい気持ちで新年を迎えるのは、実際に掃除をして家がきれいになることプラス、精神的にリフレッシュする上でも大切な事かも知れませんね。
よーし！頑張ろう！！！
おせち料理作りは、帰省した後、実家で毎年やっています。と言っても姉が作るのをちょこっと手伝うだけですが(汗）
でも年々、おせち作りはいい加減になりつつあります。買ってきたものをお重に詰めたり簡素化・・・
それでも縁起ものだからと続けているだけましかな？！
あ！まだ年賀状も書いていない（大汗）
年賀状はお正月休みに田舎で書くことにして・・・
大掃除（小掃除くらいかな？！）も終わり、お正月のお飾りも済ませました。
洗濯も終わったと・・・
これから帰省の為、品川駅に向かいます。
では、皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい！！！
2010年が健康で心温かく、幸せに思える時が少しでもたくさんありますように・・・・
大掃除、おせち料理作り・・・・わぁ〜大変！
掃除はいつもやってるから特別にしなくてもいいか・・・、1日からスーパーが開いているからお料理も作り置きしなくて済むし・・・なんてね。
でも、一年の締めくくり。
一年の埃を払い、家も部屋もきれいに浄めて清々しい気持ちで新年を迎えるのは、実際に掃除をして家がきれいになることプラス、精神的にリフレッシュする上でも大切な事かも知れませんね。
よーし！頑張ろう！！！
おせち料理作りは、帰省した後、実家で毎年やっています。と言っても姉が作るのをちょこっと手伝うだけですが(汗）
でも年々、おせち作りはいい加減になりつつあります。買ってきたものをお重に詰めたり簡素化・・・
それでも縁起ものだからと続けているだけましかな？！
あ！まだ年賀状も書いていない（大汗）
年賀状はお正月休みに田舎で書くことにして・・・
大掃除（小掃除くらいかな？！）も終わり、お正月のお飾りも済ませました。
洗濯も終わったと・・・これから帰省の為、品川駅に向かいます。
では、皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい！！！
2010年が健康で心温かく、幸せに思える時が少しでもたくさんありますように・・・・
（2009年12月29日）
Merry X'mas ☆
今年も厳しい年の瀬、大不況も出口が見えず、派手な事は自粛（？）、地味に地味にのムードでしたが、
何年かぶりに表参道のイルミネーションが復活し、大勢の人出になっているようです。
（写真は何だかよく分からないと思いますが、表参道のイルミネーションです・・・）
こんな暗い気分の時だからクリスマスぐらいは華やかで、気持ちをアップさせないとやってられない？！
難しいことを抜きにして、街に飾られた灯りは美しく、子供みたいに単純に嬉しくなりますね。
ところで今年は「イスコ・カフェ」でのライヴに合わせて、クリスマス・ソング・メドレーを作って唄ったこともあり、
例年よりも何度もクリスマスの歌を唄いました。
メドレーは私が曲を選び構成をしたのですが、毎週木曜日に「麗の店」でご一緒のピアニスト山田メイちゃんがサルサやサンバのリズムも入る楽しいアレンジにしてくれました。
昨日の木曜日も唄いましたよ〜。せっかく作って覚えたのだから何回かやらないとね！へへへ・・・
さぁ、今日も今年ようやく覚えた「The Christmas Song」を唄うぞ〜〜♪
この曲はクリスマスソングの中で一番好きなんだけど、ここ何年か、唄おうと気が付くともうクリスマス直前で、間に合わなかったんです(大汗）
クリスマスの歌も今日でおしまい。一年間、譜面は仕舞われてお休みです。
来年はどんなクリスマスソングを新しく唄おうかな・・・
どうか皆様も素敵なクリスマスの夜をお過ごしください・・・☆
何年かぶりに表参道のイルミネーションが復活し、大勢の人出になっているようです。（写真は何だかよく分からないと思いますが、表参道のイルミネーションです・・・）
こんな暗い気分の時だからクリスマスぐらいは華やかで、気持ちをアップさせないとやってられない？！
難しいことを抜きにして、街に飾られた灯りは美しく、子供みたいに単純に嬉しくなりますね。
ところで今年は「イスコ・カフェ」でのライヴに合わせて、クリスマス・ソング・メドレーを作って唄ったこともあり、
例年よりも何度もクリスマスの歌を唄いました。
メドレーは私が曲を選び構成をしたのですが、毎週木曜日に「麗の店」でご一緒のピアニスト山田メイちゃんがサルサやサンバのリズムも入る楽しいアレンジにしてくれました。
昨日の木曜日も唄いましたよ〜。せっかく作って覚えたのだから何回かやらないとね！へへへ・・・
さぁ、今日も今年ようやく覚えた「The Christmas Song」を唄うぞ〜〜♪
この曲はクリスマスソングの中で一番好きなんだけど、ここ何年か、唄おうと気が付くともうクリスマス直前で、間に合わなかったんです(大汗）
クリスマスの歌も今日でおしまい。一年間、譜面は仕舞われてお休みです。
来年はどんなクリスマスソングを新しく唄おうかな・・・
どうか皆様も素敵なクリスマスの夜をお過ごしください・・・☆
（2009年12月25日）
カフェ・ライヴ
イスコ・カフェでの『クリスマス・ミニ・ライヴ』土曜日に無事に終わりました。
クリスマスということもあり、早くからお申し込みが多く、限られた客席なのですぐに満席になり、多くのお客様をお断りしてしまいました。 本当に申し訳ありませんでした・・・
姉が小さなカフェをオープンして3カ月半経ちましたが、店をオープンするずっとずっと前から姉と私の二人で何かできないだろうかと考えていました。
ライヴを行いたいけれど店が狭すぎて無理かなぁ・・、何しろ小さなスペース、ライヴの設備も整っていないカフェでのライヴ、出来るかと心配しましたが、やればできるものですね！長年の夢が叶いました。
店はマイクなしでも唄えるほど小さいのですが、私の歌はクラッシックではないし、普段からマイクを通して唄っているので、音量を絞ってでもマイクを使った方がよいとの判断で、ＰＡ装置、スピーカーを購入することにしました。
何しろ機械音痴、私でも操作できる物をと、色々な人にどの機材がよいかをお聞きして、値段と機能性、コンパクトにスピーカーも纏められる点で選びました。
その購入を決めたＰＡ装置を組み立てる様子をネット上で見られるのですが、その動画では男の人が軽々しくキャスター付きのそのＰＡセットを運んで来てチョチョイのチョイと組み立てます。
「わ〜〜簡単！引っ張ればどこにでもこのセットを持ち運びできるし、書き込みの評価もすごくいいし、これにしよう！！！」とすぐに申し込み、そして宅急便で自宅にこのポータブルＰＡ装置が届きました。
まず、宅急便のお兄さんが「すごく大きな荷物なので大丈夫ですか？」とインターホンで確認、運んできてくれました、巨大な箱！
「え〜〜〜こんなに大きいの？！」
悪戦苦闘の末に段ボール箱を切り裂き、機材を引っ張り出しました・・・（とても私一人では持ち上げられません）
「こんなに大きかったけ？動画では男の人が軽々しく運んでいたよなぁ？？？」
そこで気が付きました・・・多分、動画に出ていた男性はすごく大きな人なのです。
動画の男性と一緒だと小さく見える物でも、小柄な私には相当大きな物なのです。
軽々しくキャスターを転がしてお店まで一人で運ぶ力はなく、姉と二人で車でお店に運び入れました・・・
因みにこの装置は体育館ぐらいの広さでも対応できるとか？！
姉の店で使うには大きすぎるのですが、大は小を兼ねる。
使ってみると組み立ても簡単で、音も良く、何とか小さな店にも置けたし、やっぱりこれにして良かった！
当日、楽器はピアニストの山田メイさんが７６鍵のエレピアノを担いで（引っ張って）やって来てくれました。
小さなお店に人人人、足の踏み場もない状態でしたが、
お客様と一緒に唄った「サンタルチア」「聖この夜」「クリスマスソング・メドレー」・・・・
お家のリビングでのホームパーティみたいで楽しんで頂けたようです。
そこで、ご好評につき、来年1月1６日（土）にも“新春、カフェ・ライヴ”を行うことになりました！
このＰＡ装置は1月までまた狭い私の部屋を占領し、お休みです。
クリスマスということもあり、早くからお申し込みが多く、限られた客席なのですぐに満席になり、多くのお客様をお断りしてしまいました。 本当に申し訳ありませんでした・・・
姉が小さなカフェをオープンして3カ月半経ちましたが、店をオープンするずっとずっと前から姉と私の二人で何かできないだろうかと考えていました。
ライヴを行いたいけれど店が狭すぎて無理かなぁ・・、何しろ小さなスペース、ライヴの設備も整っていないカフェでのライヴ、出来るかと心配しましたが、やればできるものですね！長年の夢が叶いました。
店はマイクなしでも唄えるほど小さいのですが、私の歌はクラッシックではないし、普段からマイクを通して唄っているので、音量を絞ってでもマイクを使った方がよいとの判断で、ＰＡ装置、スピーカーを購入することにしました。
何しろ機械音痴、私でも操作できる物をと、色々な人にどの機材がよいかをお聞きして、値段と機能性、コンパクトにスピーカーも纏められる点で選びました。
その購入を決めたＰＡ装置を組み立てる様子をネット上で見られるのですが、その動画では男の人が軽々しくキャスター付きのそのＰＡセットを運んで来てチョチョイのチョイと組み立てます。
「わ〜〜簡単！引っ張ればどこにでもこのセットを持ち運びできるし、書き込みの評価もすごくいいし、これにしよう！！！」とすぐに申し込み、そして宅急便で自宅にこのポータブルＰＡ装置が届きました。
まず、宅急便のお兄さんが「すごく大きな荷物なので大丈夫ですか？」とインターホンで確認、運んできてくれました、巨大な箱！
「え〜〜〜こんなに大きいの？！」
悪戦苦闘の末に段ボール箱を切り裂き、機材を引っ張り出しました・・・（とても私一人では持ち上げられません）
「こんなに大きかったけ？動画では男の人が軽々しく運んでいたよなぁ？？？」
そこで気が付きました・・・多分、動画に出ていた男性はすごく大きな人なのです。
動画の男性と一緒だと小さく見える物でも、小柄な私には相当大きな物なのです。
軽々しくキャスターを転がしてお店まで一人で運ぶ力はなく、姉と二人で車でお店に運び入れました・・・
因みにこの装置は体育館ぐらいの広さでも対応できるとか？！
姉の店で使うには大きすぎるのですが、大は小を兼ねる。
使ってみると組み立ても簡単で、音も良く、何とか小さな店にも置けたし、やっぱりこれにして良かった！
当日、楽器はピアニストの山田メイさんが７６鍵のエレピアノを担いで（引っ張って）やって来てくれました。
小さなお店に人人人、足の踏み場もない状態でしたが、
お客様と一緒に唄った「サンタルチア」「聖この夜」「クリスマスソング・メドレー」・・・・
お家のリビングでのホームパーティみたいで楽しんで頂けたようです。
そこで、ご好評につき、来年1月1６日（土）にも“新春、カフェ・ライヴ”を行うことになりました！
このＰＡ装置は1月までまた狭い私の部屋を占領し、お休みです。（2009年12月14日）
季節は移る
秋から冬にかけて唄う歌があります。歌詞の中に秋、冬、木枯らし、枯葉や落ち葉などが入っているとついついどうしてもこの時期の登板回数が増えます。
別に春に唄ってもいいのですが、お客様の気分、季節感を重視して・・・それよりも唄う方の気分が秋〜冬モードになっているからでしょうね。きっと今夜もシャンソニエ、ライヴハウスでは”枯葉”の歌が唄われることでしょう。
私の部屋の窓の下には、正面にバス通りに出る細い道があります。その道の途中に大きな桜の木があり、細い道には枝がせり出しています。部屋の前からその木までは建物がないので、窓を開けると自然にその木が目に入ってきます。
ところがある日、前庭にその桜の木がある二階建てのお宅が壊され始めました・・・朝寝坊の私はその壊す音で毎朝目が覚め、その解体工事の様子をそっと窓から眺めていました。空き地のまま放置されるような場所ではありません、あの後には何ができるのだろう？大きなマンションになるのだろうか？それよりあの桜の木も切られてしまうのだろうか？
他所のお宅の桜の木ですが、この町に引っ越してきて、毎日見ていた桜の木。毎年、春に小さなつぼみをつけ、春の訪れを教えてくれ、そして大好きな桜の花を楽しませてくれます。花が終わると元気のよい若葉が芽を出し、夏の初めになると大きな木は緑の葉でおおわれ、バス通りが見えなくなります。秋には葉が色付き、冬を迎える頃には少しずつ枯葉になって散っていきます。やがて木は枝だけになり、バス通りの様子まで見渡せるようなります。私はこの桜の木を見て季節の移り変わり、時の流れを感じてきました。
今、ようやく解体作業は終わり、更地になりました。でも、あの桜の木は切られていません！あ〜〜〜良かった。
今は枝だけになった桜の木ですが、来年、また桜の花が春を運んで来てくれるでしょうか。
（2009年12月3日）
欲しかった物
ハロウィンの飾りに覆われていた街は、クリスマスの飾りに変わりました。
いつの頃からか日本にもハロウィンが浸透し、クリスチャンでもないのにクリスマスを祝い、お正月が過ぎればバレンタインデーのチョコレートを何にしようかなと思いを巡らせている状態。日本人は本当に節操がないというか、何でも受け入れる心のおおらかさがあるというか・・・。
純粋に宗教的に受け入れているのではなくて、単純に商業的戦略に踊らされているだけだと思いますが。でも、やっぱり楽しいことはいいですよね！
私もすっかり踊らされている口で、宗教的にもよくある日本人そのもので、お正月には神社に初詣をし、お彼岸やお盆にはお寺にお墓参りをし、クリスマスもちゃっかりお祝いしちゃおうと言った具合です。
他の民族が信じてきた神様も全部自分たちの神様として受け入れ、同化させてきたと言えば古代ローマ人。
領土を拡大していく上での戦略だったのかもしれませんが、歴史的な事実からも分かるように、普通は宗教の問題は簡単に受け入れられないものですが。まぁ、そのおおらかさが古代ローマの繁栄につながったのかもしれませんね。
先日、上野の西洋美術館で「 古代ローマ帝国の遺産 ―栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ― 」特別展を見てきました。ポンペイの遺跡には10年ほど前に行き、古代の人々の生活に思いを馳せ、文明の高さに感動しましたが、この特別展でも遺跡に残っていた壁画に高度に発達した文化を感じ、ＣＧで再現された街の様子に、2000年前の人々も現代とたいして変わらない考え、欲望があったこと、生活の様子を改めて感じました。
そして、私にとって今回の何よりも大きな収穫は売店に売られていたフランス人ジル・シャイエ著書「地図を旅する“永遠の都ローマ物語”」と言う本です！
古代ローマの街の様子が克明に再現され、どこに何があったかをイラスト地図で描かれ、実際の遺跡の写真、説明がなされています。ローマの街は遺跡だらけなので書ききれないのでしょうが、観光地図にはコロッセオ、フォロロマーノ等々主だったところしか載っていません。
現代のローマは遺跡の上に成り立っているので、小さい地図の名前に確かこの辺りがマルケス劇場、ポンペイ劇場・・・かなと想像するだけ。
実際にはそこには人が住み、お店があり、壁の一部しか見えなかったりで私には、はっきりと位置関係が理解できなかったのです。
でも、この本は違います！古代ローマの街に立っているようによく分かります！私が欲しかったのはこのような本だったんです。
ローマでも古代ローマを解説している本を探しましたが、活字の説明が多く、おまけに英語かフランス語、もちろんイタリア語の本だけでした。
この本を持って、ローマの街を歩けば今、自分が立っているのが古代ローマの誰それの屋敷の上だとか、神殿跡だとかが実感できます。
あ〜〜〜早く、この本を持ってローマの街を散歩したいなぁ・・・。
「イスコ・カフェ」でのクリスマス・ミニライヴはご予約がいっぱいになりました・・・小さい店なので
有難うございました！！！
これからも定期的にミニ・ライヴを企画していこうと思います。
次は新春ライヴかな？！ 追ってお知らせいたします。
いつの頃からか日本にもハロウィンが浸透し、クリスチャンでもないのにクリスマスを祝い、お正月が過ぎればバレンタインデーのチョコレートを何にしようかなと思いを巡らせている状態。日本人は本当に節操がないというか、何でも受け入れる心のおおらかさがあるというか・・・。
純粋に宗教的に受け入れているのではなくて、単純に商業的戦略に踊らされているだけだと思いますが。でも、やっぱり楽しいことはいいですよね！
私もすっかり踊らされている口で、宗教的にもよくある日本人そのもので、お正月には神社に初詣をし、お彼岸やお盆にはお寺にお墓参りをし、クリスマスもちゃっかりお祝いしちゃおうと言った具合です。
他の民族が信じてきた神様も全部自分たちの神様として受け入れ、同化させてきたと言えば古代ローマ人。
領土を拡大していく上での戦略だったのかもしれませんが、歴史的な事実からも分かるように、普通は宗教の問題は簡単に受け入れられないものですが。まぁ、そのおおらかさが古代ローマの繁栄につながったのかもしれませんね。
先日、上野の西洋美術館で「 古代ローマ帝国の遺産 ―栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ― 」特別展を見てきました。ポンペイの遺跡には10年ほど前に行き、古代の人々の生活に思いを馳せ、文明の高さに感動しましたが、この特別展でも遺跡に残っていた壁画に高度に発達した文化を感じ、ＣＧで再現された街の様子に、2000年前の人々も現代とたいして変わらない考え、欲望があったこと、生活の様子を改めて感じました。
そして、私にとって今回の何よりも大きな収穫は売店に売られていたフランス人ジル・シャイエ著書「地図を旅する“永遠の都ローマ物語”」と言う本です！古代ローマの街の様子が克明に再現され、どこに何があったかをイラスト地図で描かれ、実際の遺跡の写真、説明がなされています。ローマの街は遺跡だらけなので書ききれないのでしょうが、観光地図にはコロッセオ、フォロロマーノ等々主だったところしか載っていません。
現代のローマは遺跡の上に成り立っているので、小さい地図の名前に確かこの辺りがマルケス劇場、ポンペイ劇場・・・かなと想像するだけ。
実際にはそこには人が住み、お店があり、壁の一部しか見えなかったりで私には、はっきりと位置関係が理解できなかったのです。
でも、この本は違います！古代ローマの街に立っているようによく分かります！私が欲しかったのはこのような本だったんです。
ローマでも古代ローマを解説している本を探しましたが、活字の説明が多く、おまけに英語かフランス語、もちろんイタリア語の本だけでした。
この本を持って、ローマの街を歩けば今、自分が立っているのが古代ローマの誰それの屋敷の上だとか、神殿跡だとかが実感できます。
あ〜〜〜早く、この本を持ってローマの街を散歩したいなぁ・・・。
「イスコ・カフェ」でのクリスマス・ミニライヴはご予約がいっぱいになりました・・・小さい店なので
有難うございました！！！これからも定期的にミニ・ライヴを企画していこうと思います。
次は新春ライヴかな？！ 追ってお知らせいたします。
（2009年11月20日）
ぬくもり
友人のShigekoが2年ぶりにイタリアから帰国しました。彼女は現在、ペルージャの近くの陶器の町デルータで焼き物の絵付けの仕事をしています。
彼女はイタリア語学校でのクラスメートの一人でした。
初級~中級~上級とクラスが上がっていくとクラスメートが一人減り、二人減り・・・最後は彼女と二人だけのセミプライベートクラスになりました。
レッスン後には若い彼女の夢や家族への思いなどを聞きながら、お茶をしながらよくおしゃべりをしたものです。
彼女はイタリアの焼き物工房の学校に入る目的があり、夢を実現し、イタリアに旅立って行きました。（余談ですが、その後、クラスは私だけになったので私もその学校をやめ、イタリア人から個人的にイタリア語レッスンを受けることにしました。が、個人レッスンはついつい怠けがちで、イタリア語のレッスンはフェードアウト・・・私のイタリア語レベルは落ちるばかり、どんどん会話もできなくなりました
）彼女がイタリアに行ってからもフィレンツエで会ったり、一時帰国するとお母様と一緒に私の歌を聞きに来てくれたり・・・の交流が続いています。
その彼女が今回、私の姉が小さなカフェを開いたお祝いにと素敵な絵皿を焼いて持って来てくれました。
デルータの伝統的な絵柄の赤・緑・青の色違いの3枚連作のお皿は店の鏡の上に飾らせてもらいました。
そして、店のＨＰを見て、カフェのロゴを書いたオリジナル皿も焼いて来てくれました！デルータの模様は一つ一つすべて手書きで二つと同じ物はありませんが、これは特に世界にどこにもないカフェのオリジナルの看板絵皿です。
彼女の温かい心遣いに嬉しさで胸がいっぱいになります。
そして渡伊してからの彼女の苦労が想像できるだけに、素晴らしい作品を目の前にすると感慨深いものがあります。
教会に下宿して陶器の学校で勉強していた頃、その後、幸いにもデルータの工房に入ることができ、プロとして仕事をしていく難しさで悩む姿、寒い夜、真っ暗な畑のあぜ道を自転車をこぎながら家路に急ぐ彼女が目に浮かびます。（今はイタリア人の旦那さまと二人暮らしです！）
私のＣＤをイタリアで聞いた彼女は「あっちゃんのオリジナルのＣＤ嬉しいはずなのに、あっちゃんの歌を聞くといつも何故か涙が出てきて仕方がない・・・」と言いました。大好きなイタリア、イタリアの人々、その中で現実に生活する彼女が感じる希望と挫折、不条理。
その矛盾に直面した彼女の複雑な気持ちが日本への郷愁となって涙になったのでしょうか・・・。
そんな彼女の真面目にコツコツと一つのことに打ち込んできた姿勢、優しい心が絵にも表れているような気がします。
結局、作品にはその人が現れるのです。
ジャンルは違っても、表現する者としては決して忘れてはいけない大事なことです。人としてもどう生きているか、毎回試されているようなものです。
季節は秋ですが、世の中は厳しい冬の時代・・・・私もこのカラカラに乾いた人々の心に、歌で“ぬくもり”をお届けできればいいのですが。
（2009年11月3日）
