Monologue2016
ゆで豚になるまで・・・頑張る
今朝、冷や汗で目が覚めました・・・。寝汗（？）ではありません。誰でも失敗したり、上手くいかないネガティヴな夢をみることがあると思いまいます。私の場合は歌詞が出てこない夢
歌手にはよくあることなのかな
とにかくとってもリアル、ディティールまではっきりしているんです、そう、嫌な夢ほどリアル。満員のお客様を前に、ある曲を歌いだそうとすると・・・全く歌詞が出てこない
もう10年以上歌い続けている歌で、自分で訳詞した曲なのに。私が冷や汗を流す中、ピアノの熱田さんが何度も何度もイントロを弾いてくれています、、、永遠に弾き続けるのかと思われるくらい何度も・・・。それでもいつまでたっても言葉が出てこない。「ストップ！ストップ！」 熱田さんに振り絞るような声で伝え、控室に駆け込み、歌詞ノート（いつも仕事の時はお守りのように持ち歩いています）を開き、その曲の歌詞を探すのですが、見つからない・・・。焦れば焦るほどその曲だけが見つからない。諦めてステージに戻ると、満席だった客席には誰もいない。当たり前ですよね。皆さん怒って帰られたのです。客席の片隅にただ一人のお客様だけが私を心配そうに待っていてくれました。誰だろう？？？と目を細めてどなたかを確かめようとして・・・・目が覚めました。
起きてから数時間、未だに夢の続きのようにその「歌詞」が思い出せません
イントロを口ずさんで、さぁ 出るだろう・・・やっぱり出ない・・・。歌詞の内容を考えると最初の言葉が出るかしら いや~ん、2番しかでない。意地でも歌詞ノートは見ないぞ う〜ん、1番の途中からは出てきた・・・、でも、最初の一言が出ない。昨日、8月11日のバースデー・ライヴの音合わせを熱田さんと行いました。その時に「新曲は言葉が多くて大変なのよ〜、もちろん覚えてはいるんだけど、すっと出てこないのよね。テンポがあるから考えている暇もないし・・・」とかなんとか言ったことが夢に表れたのかもしれない。条件反射のようにすっと出るようになるのには、とにかく歌い込みあるのみ どんな時でもスッと新曲の歌詞が出るように、やめていたお風呂の時にも歌うことを再開。半身浴をしながら歌い続ける・・。最後まで間違わないようになるまで、湯船からでないと決めた・・・。でも、これじゃいつまでたってもお風呂から出られない、ゆで蛸じゃなく、ゆで豚になっちゃうわ
さぁ、バースデー・ライヴどうなりますことやら・・・。新曲を含め、ピアノの熱田さん、ベースの澤田さんのデュオで歌いたかった久々の曲も、音楽的に楽しんでいただけると思いますよ。特に、この日の特別バージョンで演奏のアレンジを考えてもらったり、ベースの澤田さんの演奏をフューチャーしたり。私自身もイメージがどんどん膨らんで、楽しくなってきました。私が歌詞を間違わなきゃね あ〜〜〜〜
今、夢の中で思い出せなかった曲の冒頭の歌詞を思い出した〜
歌手にはよくあることなのかな とにかくとってもリアル、ディティールまではっきりしているんです、そう、嫌な夢ほどリアル。満員のお客様を前に、ある曲を歌いだそうとすると・・・全く歌詞が出てこない
もう10年以上歌い続けている歌で、自分で訳詞した曲なのに。私が冷や汗を流す中、ピアノの熱田さんが何度も何度もイントロを弾いてくれています、、、永遠に弾き続けるのかと思われるくらい何度も・・・。それでもいつまでたっても言葉が出てこない。「ストップ！ストップ！」 熱田さんに振り絞るような声で伝え、控室に駆け込み、歌詞ノート（いつも仕事の時はお守りのように持ち歩いています）を開き、その曲の歌詞を探すのですが、見つからない・・・。焦れば焦るほどその曲だけが見つからない。諦めてステージに戻ると、満席だった客席には誰もいない。当たり前ですよね。皆さん怒って帰られたのです。客席の片隅にただ一人のお客様だけが私を心配そうに待っていてくれました。誰だろう？？？と目を細めてどなたかを確かめようとして・・・・目が覚めました。起きてから数時間、未だに夢の続きのようにその「歌詞」が思い出せません
イントロを口ずさんで、さぁ 出るだろう・・・やっぱり出ない・・・。歌詞の内容を考えると最初の言葉が出るかしら いや~ん、2番しかでない。意地でも歌詞ノートは見ないぞ う〜ん、1番の途中からは出てきた・・・、でも、最初の一言が出ない。昨日、8月11日のバースデー・ライヴの音合わせを熱田さんと行いました。その時に「新曲は言葉が多くて大変なのよ〜、もちろん覚えてはいるんだけど、すっと出てこないのよね。テンポがあるから考えている暇もないし・・・」とかなんとか言ったことが夢に表れたのかもしれない。条件反射のようにすっと出るようになるのには、とにかく歌い込みあるのみ どんな時でもスッと新曲の歌詞が出るように、やめていたお風呂の時にも歌うことを再開。半身浴をしながら歌い続ける・・。最後まで間違わないようになるまで、湯船からでないと決めた・・・。でも、これじゃいつまでたってもお風呂から出られない、ゆで蛸じゃなく、ゆで豚になっちゃうわ さぁ、バースデー・ライヴどうなりますことやら・・・。新曲を含め、ピアノの熱田さん、ベースの澤田さんのデュオで歌いたかった久々の曲も、音楽的に楽しんでいただけると思いますよ。特に、この日の特別バージョンで演奏のアレンジを考えてもらったり、ベースの澤田さんの演奏をフューチャーしたり。私自身もイメージがどんどん膨らんで、楽しくなってきました。私が歌詞を間違わなきゃね
あ〜〜〜〜今、夢の中で思い出せなかった曲の冒頭の歌詞を思い出した〜
<2016年8月2日>
爽やかに！？
今日はもうすでに35℃を超える猛暑☀ 梅雨がどっかに行っちゃったみたいですね。
昨夜は２ヶ月に１回の自由が丘「サロンラマンダ」でのソロ・ライヴでした。歌うのが私一人なのと、お店の落ち着いた雰囲気もあり、いつもこの日のライヴはかなり集中しております
昨日は、気温は今日ほどは高くなくても湿度があるので、べっとりした一日・・・こんな日はやっぱり軽やかな歌をお届けしたいなぁと思っていたところ、お客様からも「こんな蒸し暑い日は、やっぱり爽やかな方がいいですね！」とのご意見もあり・・・ということで、こんな曲目になりました
＊ポエズィア（Poesia)
＊自転車に乗って(In bicicletta)
＊二人(Due)
＊この胸のときめきを(Io che non vivo)
＊カーニバル(Allegria)
＊漁師の想い出(Il pescatore)
＊アンコーラ(Ancora)
＊ラ・ノビア(La novia)夏バージョン
＊最後のカフェ(El ultimo cafe）
＊孤独を抱きしめて(La solitudine)
＊バッハのプレリュードが・・・(Sur un prelude de "Bach")
＊君に涙とほほえみを(Se piangi,se ridi)
＊寒い夏(Estate)
＊ナポリへの涙(Lacreme napulitane)
どうでしょうか・・・爽やかな選曲だったでしょうか 爽やかプラス、夏を意識した曲目でステージを務めました。さぁ、本格的な暑さがやってきます・・・暑さに負けないように、パワーをチャージして元気に過ごしましょう
昨夜は２ヶ月に１回の自由が丘「サロンラマンダ」でのソロ・ライヴでした。歌うのが私一人なのと、お店の落ち着いた雰囲気もあり、いつもこの日のライヴはかなり集中しております
昨日は、気温は今日ほどは高くなくても湿度があるので、べっとりした一日・・・こんな日はやっぱり軽やかな歌をお届けしたいなぁと思っていたところ、お客様からも「こんな蒸し暑い日は、やっぱり爽やかな方がいいですね！」とのご意見もあり・・・ということで、こんな曲目になりました ＊ポエズィア（Poesia)
＊自転車に乗って(In bicicletta)
＊二人(Due)
＊この胸のときめきを(Io che non vivo)
＊カーニバル(Allegria)
＊漁師の想い出(Il pescatore)
＊アンコーラ(Ancora)
＊ラ・ノビア(La novia)夏バージョン
＊最後のカフェ(El ultimo cafe）
＊孤独を抱きしめて(La solitudine)
＊バッハのプレリュードが・・・(Sur un prelude de "Bach")
＊君に涙とほほえみを(Se piangi,se ridi)
＊寒い夏(Estate)
＊ナポリへの涙(Lacreme napulitane)
どうでしょうか・・・爽やかな選曲だったでしょうか
爽やかプラス、夏を意識した曲目でステージを務めました。さぁ、本格的な暑さがやってきます・・・暑さに負けないように、パワーをチャージして元気に過ごしましょう<2016年7月7日>
ざわついています
あっという間に今年も半分が過ぎ、7月に突入
普段、のんびりとライヴをしている私にとって後半はイベント参加も多く、曲目を決めたりお客様のご予約、チケットの手配等々、なんとなく落ち着かない日々が続きます・・・。そんな中でも一年に一度のバースデーライブに向けての新曲の勉強。約一年がかりで何度も書き直した訳詞もようやく出来ました。曲に載せて意味が伝わるように歌えるように練習あるのみです。自分では分かっている内容でも、他人様が聞いて（読んでじゃないところが、歌詞にとっては重要なところ
）分かってもらえるか。聞いてくださる方々と共感したいとの思いが強いので、特にその辺のことは気になります。一人で練習している時に、楽しい曲でも難しい内容の曲でも、切なくなって“胸キュン”となることがあります。そんな曲は間違いなく良いのです 私流の変な基準なんですが、一つの目安です。明るく楽しい曲でも泣けてくることがあるんです・・・とっても変なんですが 果たして新曲は？？？原曲を聞いて、歌詞を読んでいる時は“胸キュン”していたんだけど
歌い込んで冷静に歌えるようになったらきっと“胸キュン”するはず、そんな曲です
“胸キュン”したら胸が必ずざわつきます。
でもそんな心地よいざわつきじゃないことも最近は残念ながら起こってしまいました・・・大好きなサッカーEURO2016をＴＶで観戦し、わくわくしながら夜更かしをすることをささやかな喜びとしている間にも、バングラデシュで非道なテロがあり、日本人も巻き込まれてしまいました・・・何の関係のもない一般の人々が。宗教を盾に勝手な道理で罪のない人々を殺戮するのは許せません。テロの報道では、欧米人、もちろん日本人が被害にあうと大きく取り上げられます。しかし同じイスラム教徒の住むイラク・バグダッドでもシリア、トルコでも毎日のように、それを上回る被害者が出ていることも決して忘れてはいけないと思うのです。思うだけではどうしようもないのですが・・・。
私自身含めて、やっぱり日本人は平和ボケしている、色んな意味で危機意識が低いのですね。必要以上に恐怖心を持つのは間違っていますが、世界中がざわざわしています。それなのに日本の首都では程度の低いセコイ東京都知事、あ〜情けない こんなみみちぃ人しか日本には居ないのかしら 選ぶのは私たちなのだから、英国のＥＵ離脱の国民投票のように、選挙後に後悔しないようにしっかり見極めなきゃね。あ〜〜、色々なことが頭をぐるぐる回り、胸がざわついて、嫌な夢ばかり見ます。こんな時にはお酒でも飲めたらいいのかしら どなたか教えて
普段、のんびりとライヴをしている私にとって後半はイベント参加も多く、曲目を決めたりお客様のご予約、チケットの手配等々、なんとなく落ち着かない日々が続きます・・・。そんな中でも一年に一度のバースデーライブに向けての新曲の勉強。約一年がかりで何度も書き直した訳詞もようやく出来ました。曲に載せて意味が伝わるように歌えるように練習あるのみです。自分では分かっている内容でも、他人様が聞いて（読んでじゃないところが、歌詞にとっては重要なところ
）分かってもらえるか。聞いてくださる方々と共感したいとの思いが強いので、特にその辺のことは気になります。一人で練習している時に、楽しい曲でも難しい内容の曲でも、切なくなって“胸キュン”となることがあります。そんな曲は間違いなく良いのです 私流の変な基準なんですが、一つの目安です。明るく楽しい曲でも泣けてくることがあるんです・・・とっても変なんですが 果たして新曲は？？？原曲を聞いて、歌詞を読んでいる時は“胸キュン”していたんだけど 歌い込んで冷静に歌えるようになったらきっと“胸キュン”するはず、そんな曲です “胸キュン”したら胸が必ずざわつきます。でもそんな心地よいざわつきじゃないことも最近は残念ながら起こってしまいました・・・大好きなサッカーEURO2016をＴＶで観戦し、わくわくしながら夜更かしをすることをささやかな喜びとしている間にも、バングラデシュで非道なテロがあり、日本人も巻き込まれてしまいました・・・何の関係のもない一般の人々が。宗教を盾に勝手な道理で罪のない人々を殺戮するのは許せません。テロの報道では、欧米人、もちろん日本人が被害にあうと大きく取り上げられます。しかし同じイスラム教徒の住むイラク・バグダッドでもシリア、トルコでも毎日のように、それを上回る被害者が出ていることも決して忘れてはいけないと思うのです。思うだけではどうしようもないのですが・・・。
私自身含めて、やっぱり日本人は平和ボケしている、色んな意味で危機意識が低いのですね。必要以上に恐怖心を持つのは間違っていますが、世界中がざわざわしています。それなのに日本の首都では程度の低いセコイ東京都知事、あ〜情けない
こんなみみちぃ人しか日本には居ないのかしら 選ぶのは私たちなのだから、英国のＥＵ離脱の国民投票のように、選挙後に後悔しないようにしっかり見極めなきゃね。あ〜〜、色々なことが頭をぐるぐる回り、胸がざわついて、嫌な夢ばかり見ます。こんな時にはお酒でも飲めたらいいのかしら どなたか教えて<2016年7月5日>
1953年の映画
たまたまこの二日間で日本とアメリカの古い映画を2本見ました。最近はわざわざ出かけて行って映画を見ることも本当に減ったのですが・・・。それもたまたま両方とも1953年度の作品。もちろん私はまだ生まれていません。そんな知らない時代の日米の映画。それなのに何故か懐かしさを覚えた二作品でした。
まず日本の作品は、3月26日〜4月22日まで神保町シアターで行われている杉村春子生誕110年を記念しての杉村春子が出演した作品を日替わり、時間替わりでで17作品上演されているもので、その中から「千羽鶴」を見ました。原作・川端康成、監督・吉村公三郎、脚本・新藤兼人。映画の紹介文には「茶の湯の世界を背景に展開する幻想と官能に彩られた愛憎劇。道ならぬ恋に狂う悲劇的な女を演じた小暮（実千代）と、女達を虜にする森（雅之）、二人の上品な妖艶さは絶品。毒気たっぷりの杉村の怪演にもご注目」とあります。杉村の演じる女は意地悪でもあり、時には可笑しみもあり、どこか茶目っ気も垣間見え、それなのに愛されない哀しみと孤独・・・そんな女のすべてを内包している。軽やかな台詞回しと動き、静止した時の不気味さ、突然、感情が噴き出たときの凄味は、確かに怪演かもしれない。この映画が撮影された時、杉村は40代半ば過ぎ・・・。そうか〜やっぱりこんな芝居ができる人はいないなぁ。舞台だけではなく、日本を代表する映画監督が皆、杉村を使いたがったわけが分かる。杉村先生が晩年に「昔の映画が上演されるでしょ・・・あれを見ると、あれから何十年も経っているのに大して上手くなっていないんだもの・・・嫌になっちゃうわ」と独特の早口で話されたことを思い出しました。それにしても出演している女優さんたちの着物姿、所作が綺麗です。着物が着せられたものではなく身についていた時代。畳や障子の日本家屋での自然な立ち居振る舞いの美しさは、今ではもう見ることができません。
もう一本のアメリカ映画は「グレン・ミラー物語」。知人が主催している古い映画の鑑賞会に誘われて見てきたのです。物語はよく知られたグレン・ミラー楽団を作ったグレン・ミラー（ジェームス・ステュアート）の半生を音楽と共に描いたものです。グレンを支えた奥さんヘレンを演じたジェーン・アリスンがとっても良い 特別美人でもなく、声もハスキーぎみ、アメリカ人にしては小柄。その普通な感じがいい。もちろん演技をしているのは分かっているのだけれど、殊更ではなく、普通の人に見えるところが良いのです。偶然、日本とアメリカで同じ年に作られた映画、全く内容もテーマも手法も違う映画です。でも私には日米の女優さんが印象に残りました。考えてみればまだ戦後から8年しか経っていないのです。まだまだ知らない良い映画がいっぱいあるのでしょうね。
まず日本の作品は、3月26日〜4月22日まで神保町シアターで行われている杉村春子生誕110年を記念しての杉村春子が出演した作品を日替わり、時間替わりでで17作品上演されているもので、その中から「千羽鶴」を見ました。原作・川端康成、監督・吉村公三郎、脚本・新藤兼人。映画の紹介文には「茶の湯の世界を背景に展開する幻想と官能に彩られた愛憎劇。道ならぬ恋に狂う悲劇的な女を演じた小暮（実千代）と、女達を虜にする森（雅之）、二人の上品な妖艶さは絶品。毒気たっぷりの杉村の怪演にもご注目」とあります。杉村の演じる女は意地悪でもあり、時には可笑しみもあり、どこか茶目っ気も垣間見え、それなのに愛されない哀しみと孤独・・・そんな女のすべてを内包している。軽やかな台詞回しと動き、静止した時の不気味さ、突然、感情が噴き出たときの凄味は、確かに怪演
かもしれない。この映画が撮影された時、杉村は40代半ば過ぎ・・・。そうか〜やっぱりこんな芝居ができる人はいないなぁ。舞台だけではなく、日本を代表する映画監督が皆、杉村を使いたがったわけが分かる。杉村先生が晩年に「昔の映画が上演されるでしょ・・・あれを見ると、あれから何十年も経っているのに大して上手くなっていないんだもの・・・嫌になっちゃうわ」と独特の早口で話されたことを思い出しました。それにしても出演している女優さんたちの着物姿、所作が綺麗です。着物が着せられたものではなく身についていた時代。畳や障子の日本家屋での自然な立ち居振る舞いの美しさは、今ではもう見ることができません。
もう一本のアメリカ映画は「グレン・ミラー物語」。知人が主催している古い映画の鑑賞会に誘われて見てきたのです。物語はよく知られたグレン・ミラー楽団を作ったグレン・ミラー（ジェームス・ステュアート）の半生を音楽と共に描いたものです。グレンを支えた奥さんヘレンを演じたジェーン・アリスンがとっても良い
特別美人でもなく、声もハスキーぎみ、アメリカ人にしては小柄。その普通な感じがいい。もちろん演技をしているのは分かっているのだけれど、殊更ではなく、普通の人に見えるところが良いのです。偶然、日本とアメリカで同じ年に作られた映画、全く内容もテーマも手法も違う映画です。でも私には日米の女優さんが印象に残りました。考えてみればまだ戦後から8年しか経っていないのです。まだまだ知らない良い映画がいっぱいあるのでしょうね。<2016年4月12日>
ちょっとイタリアン
お腹が空いていないのにブラブラ歩いていると食べ物屋さんに吸い寄せられるようにフラフラ入ってしまう私の悪い癖がまた出ちゃいました。
近くの商店街中程にあるトラットリア
道路に看板が出ていたのだけど、マンションの地下なので中の様子も見えないし、、、でも、「濃厚ローマのカルボナーラ」に惹かれてしまいました。そう、全然お腹が空いていなかったのに お店は白い壁に濃い茶色の落ち着いた家具調度。クラシカルなのに重苦しくないのが結構好き
注文したカルボナーラはもちろんローマの本格派。いわゆる生クリームを入れた日本風のものではありませんよ。ちょっと酸味が残るのは何だろう パルミジャーノ、ペコリーノのチーズと、酸味は白ワインかな 気になったのでウエイターさんに確認。酸味は白ワインだとのこと、チーズは定番の2種類の他にマスカルポーネチーズが少し入っているとのことでした。話し終えたウエイターさんが慌てて「シェフが、そのことは余り言うなって」ウエイターさん、ごめんなさい、隠し味を書いちゃいました。
ローマではマスカルポーネチーズを入れるお店も時々あるそうです。知らなかった・・・。具材も、もちろんベーコンではありませんよ パンチェッタではなく、グアンチャーレ。少し焦がし過ぎかなとも思ったけれど、パンチェッタよりも脂が多いので、このぐらい焦がしているのが良いのかな・・・これは好みの問題。
15年以上前、イタリア・シエナでホームスティしていた時に、その家のマンマがカルボナーラを作ってくれたことがありました。私と一緒にホームスティしていたドイツ人の女性と二人でちょっとしたお料理教室のようになり、真面目なドイツ人はちゃんとメモ。ドイツ人が「生クリームは入れないの？」と訊くと、「ダメ〜そんなのカルボナーラじゃないわよ」とマンマ。ドイツでカルボナーラは生クリームを入れるのが普通だったようです。その当時、日本でもまだまだ本格的なカルボナーラは知られていなくて、生クリームを入れてコクをだしているものでした。生クリームを入れずに生卵とチーズだけであのクリーミーさを出すのは、火加減、混ぜるタイミングが結構難しいのです。シェフはローマで3年修行をした後、イタリア各地回り勉強してきた人だとか。基本はローマ風のイタリア料理のようです。無口な（）私としてはランチを食べる間によく情報を聞き出しました ブラブラ歩いている時にお店に入ったので、写真を撮る手だてがなく、パスタの写真もお店の写真もありません
代わりに・・・ショップカードの写真を。
夜も行ってみたいけど、さすがに夜は一人でふらりと言うわけにはいかないわねぇ。とってもイタリア風の雰囲気のお店だったけど、BGMはイタリアの曲じゃなかった・・・。お店を出るとイタリア家具「Cassina」の大きなトラックが。何処かのマンションのお部屋に納品するのでしょう。お料理もインテリアもファッションもイタリアの物が日本にも浸透しているのに音楽はダメですね。頑張ろう
近くの商店街中程にあるトラットリア
道路に看板が出ていたのだけど、マンションの地下なので中の様子も見えないし、、、でも、「濃厚ローマのカルボナーラ」に惹かれてしまいました。そう、全然お腹が空いていなかったのに
お店は白い壁に濃い茶色の落ち着いた家具調度。クラシカルなのに重苦しくないのが結構好き 注文したカルボナーラはもちろんローマの本格派。いわゆる生クリームを入れた日本風のものではありませんよ。ちょっと酸味が残るのは何だろう パルミジャーノ、ペコリーノのチーズと、酸味は白ワインかな 気になったのでウエイターさんに確認。酸味は白ワインだとのこと、チーズは定番の2種類の他にマスカルポーネチーズが少し入っているとのことでした。話し終えたウエイターさんが慌てて「シェフが、そのことは余り言うなって」ウエイターさん、ごめんなさい、隠し味を書いちゃいました。ローマではマスカルポーネチーズを入れるお店も時々あるそうです。知らなかった・・・。具材も、もちろんベーコンではありませんよ
パンチェッタではなく、グアンチャーレ。少し焦がし過ぎかなとも思ったけれど、パンチェッタよりも脂が多いので、このぐらい焦がしているのが良いのかな・・・これは好みの問題。15年以上前、イタリア・シエナでホームスティしていた時に、その家のマンマがカルボナーラを作ってくれたことがありました。私と一緒にホームスティしていたドイツ人の女性と二人でちょっとしたお料理教室のようになり、真面目なドイツ人はちゃんとメモ。ドイツ人が「生クリームは入れないの？」と訊くと、「ダメ〜
そんなのカルボナーラじゃないわよ」とマンマ。ドイツでカルボナーラは生クリームを入れるのが普通だったようです。その当時、日本でもまだまだ本格的なカルボナーラは知られていなくて、生クリームを入れてコクをだしているものでした。生クリームを入れずに生卵とチーズだけであのクリーミーさを出すのは、火加減、混ぜるタイミングが結構難しいのです。シェフはローマで3年修行をした後、イタリア各地回り勉強してきた人だとか。基本はローマ風のイタリア料理のようです。無口な（）私としてはランチを食べる間によく情報を聞き出しました ブラブラ歩いている時にお店に入ったので、写真を撮る手だてがなく、パスタの写真もお店の写真もありません 代わりに・・・ショップカードの写真を。
夜も行ってみたいけど、さすがに夜は一人でふらりと言うわけにはいかないわねぇ。とってもイタリア風の雰囲気のお店だったけど、BGMはイタリアの曲じゃなかった・・・。お店を出るとイタリア家具「Cassina」の大きなトラックが。何処かのマンションのお部屋に納品するのでしょう。お料理もインテリアもファッションもイタリアの物が日本にも浸透しているのに音楽はダメですね。頑張ろう
<2016年3月31日>
自然に美しく！？
今年も桜の季節になりました・・。
気の早い方はもうお花見に出かけられたでしょうか？
さてさて、今年は何処の桜を愛でることになりますやら
先日、ライヴの写真をいつも撮ってくれているフォトグラファーの久美さん宅に行き、プロフィール用の写真を数年ぶりに撮影しました。
自分ではそんなに変化していないつもりでも、やはり数年前の私とは違いが歴然 歳は確実にとっています。いま、世間ではプロフィール詐称が問題になっていることだし、若い時の写真ではクレームが来るといけないので、新しく撮り直したというわけです
歳は確実にとっています。いま、世間ではプロフィール詐称が問題になっていることだし、若い時の写真ではクレームが来るといけないので、新しく撮り直したというわけですまずは真面目に()プロフィール写真の王道、正面写真。衣装を着替えてちょっと遊んだ感じの写真も後々使えるだろうと色々なポーズでも。
)プロフィール写真の王道、正面写真。衣装を着替えてちょっと遊んだ感じの写真も後々使えるだろうと色々なポーズでも。そのまんま、自然な感じで写ろうと思うと実際には体は自然ではいけません 自然は自然でも”おばさん度”丸出し。これでは他人様の前に出せる写真にはなりません。
自然は自然でも”おばさん度”丸出し。これでは他人様の前に出せる写真にはなりません。久美さんは「首伸ばして」「背中をまっすぐ、ちょっと反らして」「はい、腰から上だけこっち、もっと捻って」・・・ううう・・・苦しい・・・・。少しでも美しく撮ってくれようと久美さんがレンズを見つめながら指示してくれます。
」「背中をまっすぐ、ちょっと反らして」「はい、腰から上だけこっち、もっと捻って」・・・ううう・・・苦しい・・・・。少しでも美しく撮ってくれようと久美さんがレンズを見つめながら指示してくれます。そうです、美しく見せるのにはちょっとした工夫が必要なのです。これは決して嘘、詐称ではありません 背中の肩甲骨を下げて、体をちょっと捻じっている時に、ふと昔、故・杉村春子先生が話されたことを思い出しました。
背中の肩甲骨を下げて、体をちょっと捻じっている時に、ふと昔、故・杉村春子先生が話されたことを思い出しました。「私だって舞台で美しく見せなきゃいけない役が来ることもあるでしょう、じゃその時にどうするか、、、舞台に出ている時、お客様から美しく見える為には体は苦しいのよ、あなた。私は歌舞伎の女形さんの動きを見て勉強したわ〜」と。同じようなことを日本舞踊の師匠にも言われたことがありました。客席から見て美しい姿、動きは”楽”をしては表現できないのです。要は舞台上で自然なことと、客席から見て自然なことは違うのです。だから他人様から見て自然に見える為には多少不自然な動きも必要だということですね。
久美さんが撮ってくれた写真は今の私らしく自然に写っています。皆様にも徐々に小出しにしていきます
<2016年3月27日>
